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2022年9月15日

海外旅行ビギナー、タイに行く。

サワディーカー🙏
先月、タイはバンコクへ小旅行に行ってきました。
とは言ってもなにせ私は海外旅行ビギナー、旅慣れた友人二人の後ろを🐥の如く付いていく…そんな中で印象的な出来事や個人的に目に留まったものなど取り上げてなるべくコンパクトに綴ってみたいと思います。

旅立ち編〜タイに着くまで

往復はタイ航空利用なので、到着前から既にタイ気分です🇹🇭
人気が高いと噂の機内食はもちろんタイ料理。2種類から選べて、私が食べた白身魚のタイカレーはやさしい味付けでまた食べたいと思うくらいに美味しかったです(思えばここで油断した)。

強制お昼寝タイム(要らないのに!)を挟みつつ空の旅を約6時間。無事到着!
飛行機を降りる前に、iPhoneの中のSIMを現地で使えるものに差し替えネットに繋がるようにします。(私がAmazonで買ったのは「 AIS タイ国内用プリペイドSIM 8日間」700円もしない金額で15G分繋ぎ放題。手軽に使えておトク!)。そうすると、現地の情報を自動で拾って、時間もタイ時間に変わる……はずなのになぜか変わってくれない私の時差ボケiPhone。いつまで経ってもボケが治る気配がないので、結局は手動で設定することに(それでもLINEは最後まで2時間の時差が埋まることはありませんでした)。

そして緊張の初・入国審査…指紋を登録し、さぁちゃんと答えられるかなと構えていたのに、先に済ませた友人と一緒なんでしょ?通っちゃって、と全スルー。日本パスポートの威力?を垣間見た気がしました。

タイ国際航空の美味しい機内食、他 ▲空港内で見かけた珍しいもの
下段中央:(多分)お掃除ロボット。
下段右:フレッシュジュースの自販機。中にはオレンジがゴロゴロ入ってて、搾りたてが飲めるらしい

Welcome to Thailand

目的地のホテルまで一部地下鉄(MRT)を使った時の切符代わりのトークン。おもちゃのコインみたいなそれを、入り口改札ではICカードのようにタッチして、降車駅では貯金箱のような回収口に入れて改札を通ります。

タイの鉄道事情、落としたら失くしそうなトークン ▲上段左:MRTの券売機
上段中:トークン(チップが内蔵されてるらしい)
上段右:改札を通るところ
下段:車内の様子。左端は優先席。

 

バンコクの風景▲左上:滑るよ、注意!(マリオカートかな) 右上:迫力のコインロッカー
中段:列車のラッピング広告が盛ん。写真はMaroon5。よく見ればホームドアもあります
下段:バンコクの交通事情。信号待ちではバイクが前に陣取ります

 

チェックインを済ませたあとはバンコク市内を軽く散策し、夕飯を食べにタイ料理屋さんへ。
みんなでカオマンガイの大皿を一緒に頼みます。
既にここで食べたことのある友人「このソース、辛いらしいよ(友人も辛いの苦手)」
私「へぇ、どれどれ?(チョイ) あ〜、なるほ……辛っっっ!?」
ナメてました。辛いの得意じゃない方だけど、それにしても後からくるしつこい辛さ!!!どのくらい辛いかというと左にチラッと写っているピンク色の甘いドリンク、これがあっという間に空になるくらい(※個人差があります)。本場タイのメニューでは🌶で辛さの5段階表示なんてしてくれてないので、お気をつけあれ(個人的には🌶🌶🌶🌶🌶🌶)、そして人の忠告はありがたく聞きましょう。

初日にタイの洗礼を受ける 左上:真ん中のソースは要注意!
左下:ホテル25階からの眺め
右上:看板猫。ここでお土産を買わなかったことをとても後悔
右中央:異国情緒あふれるキッチュなネオン
右下:帰りに通った小振りなナイトマーケット。ブルテリア?の謎オブジェが

2日目。暁の寺ワット・アルン

2日目はタイの「暁の寺」と呼ばれるワット・アルンからスタートです。広い敷地にはいくつもの塔や仏殿があり、手近な建物(礼拝堂?)に入ってみると、像や花が飾られており、展示物も…おっと、さらに奥には電子レンジや冷蔵庫など、生活感が溢れるものまで置いてある。おおらかな国タイランド(笑)

見所はなんと言っても5つの仏塔。意匠がとても凝っていて美しく、近くで見ると小皿や皿のかけらをタイルのように使って装飾しているのが分かります。なんでも中国から取り寄せた陶磁器が輸送中に割れてしまい、もったいないので再利用することになったんだとか。当時ここを装飾した人は大変だったかな?それとも楽しかったかな?と想像も膨らみました。塔には途中まで登ることができますが、段差がきついので動きやすい服装がおすすめです。

ずっとみてても飽きないワット・アルンの大仏塔 左下と右下:色味だけ揃えた皿をタイルのように飾り付け。味があって可愛い。
右上:支えているのはハヌマーンという神様。表情違いでたくさん並んでる
右中:2体の鬼神の後ろに本堂があります

渡し舟でチャオプラヤー川を渡り、お昼はタイ料理屋「スパンニガー・イーティングルーム」。ここは辛さ的にも食べやすく、また、どの料理も美味しかったです(学習したので、辛さを確認しながら頼んだ)。デザートは、この雨季=マンゴーの美味しい季節だということで、マンゴーが楽しめる「 Make Me Mango」へ。しかし、知人友人絶賛のカオニャオ・マムアン(マンゴーともち米を使ったデザート)が何故かメニューにない…結局旅行中食べ損ねてしまったので、次回リベンジです!

タイにきたら一度は乗っておきたい、トゥクトゥク(三輪タクシー)。見晴らしがいいのと程よく風を受けるので、観光地を短距離移動するにはとても楽しい乗り物です。動画の途中で追い越していくバイクの二人乗りはバイタク(バイクタクシー)です。滞在中あれを試す勇気は出ませんでした。王宮や国防省エリアを横目に目指すは「サオチンチャー(ジャイアントスイング)」。

マンゴーになり損ねた話 左列:タイ料理屋にて。前菜と、下はカノムクロックというココナッツのお菓子
中央列:マンゴーとヨーグルトのスムージー
右上:マンゴー屋さんのテラスで見かけたヤモリ。可愛い
右下:サオチンチャー。ハイジのブランコとどっちが怖いかな

ジャイアントスイングはその名の通り、元は巨大なブランコだったのですが、死傷者が増えたため鳥居のみが残されたのだそうな。この高さでブランコ…想像するだに恐ろしいですが、昔のタイ人はチャレンジャーですね。

3日目。タイのコンサートを体験

 早朝PCR検査を受けたあと、郊外で開催されるコンサートを観にいきました。タイのコンサートスタイルは日本とはまた違って楽しめました。アーティストが歌っている間、日本は基本立っていることが多いですがタイは着席スタイルのため、アリーナ席で背が低くてもステージが見えやすく楽なのがありがたかった。その代わり耳が犠牲になります……タイの声援はエグい。金切声というか、もはや絶叫。ビートルズコンサートをそこだけ擬似体験したかのよう。タイでは日本ほどコロナが流行ってないこともあって声出し自由なため、ある意味懐かしくもありました。また、本番中撮影し放題なのも新鮮でした(これは逆に日本が厳しすぎなのかも)
ショー自体も映像が凝っていて派手だったりアクロバティックな演出もあったりと、1日限りとは思えないほどに贅を尽くしたエンターテイメントな内容で盛り上がりました。

夜は中華料理。美味しかったはずですが、電池切れ寸前で半分寝ていて、完食していたのか記憶があやふやです。

タイのコンサート in インパクトアリーナ 上段:ステージいっぱいのスクリーンに映し出されたイントロ部分の映像
下段左:こんな感じでみんなスマホやカメラで撮り放題
下段中・右:中華料理「小香港」にて。やっぱり飲むのはタイビール

4日目。食事は二の次、ディナークルーズ

雨季のバンコクは夕方くらいになるとスコールがやってくるようで、滞在初日からもれなく降られました。この日もやはり雨で、乗船した時もパラパラ降っていたものの、動き出してからはどうにか止んでくれ、昼間訪ねたワットアルンをはじめとするライトアップされたバンコクの夜景が楽しめました。ハイライトはラマ8世橋。輝くケーブルが夜空に作るストライプが美しく見応えがあります。橋をくぐる船から見上げる橋は、巨人が手を広げてるようにも見え、迫力がありました。

動画を撮ってみましたが、MP4に変換すると色がちょっと残念

バンコクに来たらディナークルーズ 上段:船が出る建物内にあったギャラリー兼絵画教室。
中段:夜に輝くラマ8世橋
左下:ライトアップされたワット・アルン
右下:ラマ8世橋のケーブルがストライプの背景に

最終日のバタバタ

廃止されてるはず(昨年にはお別れセレモニーも済ませた)だけど、なぜかまだ現役続行中という『フアランポーン駅』に。ステンドグラスがおしゃれな歴史ある駅はドイツのフランクフルト駅がモデルだとか。地下鉄などを走る列車は広告でラッピングされたものが多いですが、こちらは昔ながらの車体で趣きがありました。

映える!フアランポーン駅 上段:フアランポーン駅構内
中段左:色合いが可愛い昔ながらの車体
中段右:線を敷くにあたって日本が資金提供した記念のプレート
下段:フアランポーン駅のホーム

 

商業施設のディスプレイなどでタイPOPカルチャーに触れるのも楽しい。

目を奪われたもの 左上:とある大学の敷地内にあった建物。学生寮かな?
右上:バンコクのそこここで見かける祠。新しい建物を建てるとき、そこにいる土地の精霊を祀る祠を建てるそう
中段:パノラマ撮影で撮った屋内のPOPな壁面アート
左下:ゲーム感覚でペットボトルのフタをリサイクルするらしい
右下:商業施設のエントランスディスプレイ

 

タイ最後の食事はKFC(タイのKFCは美味しいという記事を目にしていた)。チキンダブチバーガーを注文、味は少しスパイシーで衣がカリッカリ。なるほど、人気の理由はこれかと納得。また、タイではKFCはどちらかというと高級食な部類に入るらしく、チキンをナイフとフォークで食べるスタイルがあるそうで、見ると確かにそうやって食べてる人がちらほら…そんな中、友人はもちろん手掴みで「こうやって食べた方が絶対美味しい」同感です。

色んなところで感じるタイテイスト 左上:空港のロビー内に並ぶ像は、コロナ対策でマスクが
右上:GUCCIの全面サイネージのディスプレイ。フレームがタイっぽい
左下:神話のとあるワンシーンの彫刻。
右下:ワイ(タイの丁寧な挨拶)のポーズをするドナルド

 

最後の最後にアクシデント発生!チェックアウトしにホテルに戻るとカードキーが使えない…フロントに頼んで新しいキーを頼んでもエラー。それを2回。3回目、とうとうベルボーイさんに一緒に来てもらって開けてもらいました。この時点でチェックアウトまで15分!チェックアウトの時間を延ばしてもらうようにお願いし(Google翻訳アプリ、ありがとう!!)荷造り開始。慌ただしいチェックアウトとなりました。

空港内に佇むマスクをつけた像などをパシャパシャ📸
今度はあそこに行こう、あれを食べようと話ながら帰路につきました。

着いた羽田空港ではぐるぐるとやたら歩かされました。ファストトラックとは……?確かにそんなに並ぶことはなかったのでスムーズと言えばスムーズだったんですけど、その分移動距離が無駄に長いのなんの。あれはなんだったんだろう。
やっとスーツケースを引き取り、ベンチで小休憩。
そこへ働くビーグル犬がやってきました。なんでも、持ち込み禁止の植物などを検知するのだとか。ドリアンキャンディはセーフだったようです。そして早速引っかかってる人がいる。ビーグル犬を連れたお姉さん「バナナは持ち込みできないんですよ〜」
そんなバナナ!!

おまけ。こんな時期だから気を付けたい、新型コロナ対策期間中にまつわるあれこれ

現在はさらに緩和される方向で調整中のようですが(土日を使った弾丸ツアーも可能になる…?) 8月時点ではこんな感じでした。↓

  • タイでの待機期間を省くためにワクチン接種証明書を空港で提出 & MYSOSというアプリに登録(帰りの空港でファストトラックを利用するのに必要)。
  • 現地で陰性証明の取得(これがないと帰れない😱)
  • 基本ですが、滞在中はとにかく消毒&水分補給&手洗いうがいの徹底、気休めだけど時に二重マスク

渡航前に、コロナ陽性になった場合のタイでの隔離生活を調べてみたらなかなか大変なようで、初海外で一人取り残された自分を想像すると恐ろしいやら仕事への影響が心配だわで、何がなんでも陽性になることは避けたかったので、のちに届いた通知(コンサート中)では無事陰性とわかり心底ほっとしました。

また、渡航前に発熱だけが数日続いていた期間があったのと、逆ににコロナになっては大変だからとテレワークの日を増やしてもらい無事にタイへ行けたのも、この事務所の心温かい環境のおかげです。素敵な体験ができて感謝しています。コップンカー🙏

デザイナー

fukaminato

猫のために生きてますが、ネットがないと生きていけない

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